札幌市教育委員会は、2015年に開校する札幌市立の中高一貫校「市立札幌開成中等教育学校」の入学者決定方法について、その基本方針を定め、公表しました。適性検査(筆記)、調査書、個人面接で「入学候補者」を選考し、公開抽選によって最終的な「入学予定者」を決定する方式となります。
「市立札幌開成中等教育学校」入学者選考の概要【出願資格】
小学校を卒業見込みの者で、保護者とともに通学区域内に住所を有し、入学後も引き続き通学区域内から通学することが確実な者
【通学区域】 札幌市内全域
【募集人員】 160名(男子80名、女子80名)
【入学予定者の決定方法】
1.「一次検査通過者」の選考
一次検査として「適性検査」を実施し、その結果と「調査書」の内容により、募集人員の3倍(480人)以内までを一次検査通過者として選考する。
2.個人面接の実施
一次検査通過者に対し、二次検査として「個人面接」を実施する。
3.「入学候補者」の選考
「適性検査」の結果、「調査書」の内容、「個人面接」の結果を総合的に評価し、中等教育学校での学校生活に対する適性を踏まえ、入学候補者として選考する。
4.「入学予定者」の決定
入学候補者に対し、男女別に公開抽選を行い、入学予定者を決定する。
【適性検査の内容】
特定の教科の内容に特化しない出題による筆記検査を通して、小学校での日常の学習により身に付けた、課題を解決するために必要な思考力・判断力・表現力等を見る。
【個人面接の内容】
面接を通して、志望動機や目的意識、学びへの興味・関心や意欲、学校生活に対する対応力、基礎的なコミュニケーション能力などを見る。
【調査書について】
在籍小学校によって作成される学習記録などについての「児童の状況調書」のほか、中等教育学校を志望する理由などを見るための「出願理由等説明書」を提出します。「出願理由等説明書」は、志望理由や入学後に取り組みたいこと、小学校時代に特に力を入れて取り組んできたことなどを、出願者の直筆により記載します。
詳細は次のリンク先をご覧ください。
札幌市 【市立札幌開成中等教育学校の入学者決定に係る基本方針について】《関連リンク》
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